未知なる世界

*慣らし保育
12月の仕事復帰にあたり、数日は、どうしてもフルで保育園
に預ける必要があるため、今日から慣らし保育を始めた。
とりあえず、初日の今日は9時半から11時半の2時間。
昨晩は、あらゆるものに名前を書いたり、
持ち物をチェックしたり、準備に追われ、バタバタ。
今朝も、自らも復帰に向けたシュミレーションを
したかったので、5時半起きで、1日目にして、早くも疲労度大。
ま、それはさておき
保育園は、何しろ初めてなので、息子がどんな反応を見せるか
とても不安だった。
母との別れ間際の、号泣は、皆が通る道と思っていたが
息子は、全く、泣かず、動じず、保母さんに当然のように抱っこされている。
後ろ髪をひかれる思いをしなくて済んだのは良かったが
あまりの執着のなさに、ちょっと淋しかった。
預けている2時間は、貴重な自分時間だったにも
関わらず、何となく落ち着かず、すべて手付かずだった。
息子に会いにいくのがどんなに、待ち遠しかった事か・・・。
息子を迎えに行くと、ちょこんと座って、他の子のオムツ替えを見ていた。
私の姿を見て、ちょっと甘え泣きしたのがいじらしかった。
保母さんに、息子の様子
ーぐずったか?とか、眠ったか?とか、何か飲んだか?とか、散歩にいったか?とか
友達と、仲良くできたか?とか山のように聞きたかったけれど
皆、忙しそうに動き回っていて、とても、そんな雰囲気ではなかった。
朝の説明もいたって、簡単だったし・・・。
やっぱり、保育園は、大勢の子供相手なので、隅々まで、行き届いたケアを
望んではいけないのだと、感じた。
現実に愕然としているところに、帰り際連絡帳が渡された。
そこには、今日の息子の様子がしっかり、書き込まれていた。
泣かずに遊べた事。指人形、手押し車がお気に入りだったこと。
友達のほっぺをつんつんして、友達が笑うと、嬉しそうだった事。
息子の様子が目に浮かんで、私の知らなかった2時間の空白が
ちょっとうまった。
この連絡帳にだいぶ助けられた気がする。
ありがとうございます。
この先、保育園に預ける回数が増えれば、
この寂しさとか、不安は薄れていくのかもしれないが
むしろこの気持ちをいつまでも、持っていたい。